トップメッセージ

先進の技術と優しさで、快適なヘルスケア環境を創造します。代表取締役社長 木村 恭介

 株主の皆さまには日ごろよりご高配を賜り厚く御礼申し上げます。ここに当社第39期(2020年4月1日から2021年3月31日まで)の事業の概況と決算につきまして、ご報告申し上げます。

2021年3月期の業績について

  当期の業績(連結)につきましては、新型コロナウイルス感染拡大の影響により営業活動の制約等、国内外においてさまざまな影響が生じたものの、2020年8月に発売した在宅介護向けベッドの主力製品「楽匠プラスシリーズ」や、同年10月発売の体重設定や体位変換等を全自動で行う床ずれ防止エアマットレス「ここちあ利楽flow」などの製品販売が好調であったほか、パラマウントケアサービスの福祉用具レンタル卸事業が堅調に推移したこと、海外の一部エリアにおいて病床の緊急整備案件が発生したことなどの結果、売上高は前年度比5.8%増の871億71百万円となりました。
 利益面につきましては、営業利益は、新製品販売が粗利率向上に寄与したことなどにより115億82百万円(前年度比16.9%増)、経常利益は134億61百万円(同32.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は、86億11百万円(同22.3%増)となりました。
 当期の利益配当につきましては、期末配当金を当初予定より3円増配の53円とさせていただきました。この結果、年間配当金は中間配当金50円と合わせて103円となりました。
 また、当社は株式の流動性を高め投資家層の拡大を図ることを目的に、2021年4月1日を効力発生日として、普通株式1株につき2株の割合で株式分割を実施いたしました。次期の配当金につきましては、安定的、継続的な利益還元の観点から、1株当たり中間26円、期末27円とし、年間配当金を53円とさせていただく予定です。

今後の事業展開について

 当社グループは2022年度までの中期経営計画につきまして、新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、期間を2023年度まで1年間延長するとともに、数値目標を本年4月に公表いたしました。「現行ビジネスの拡大」「変革への基盤構築」「健康事業の本格化」を基本方針とし、ESG等、環境問題や社会貢献への取組についてもさらに強化してまいります。中長期成長に向けた戦略投資期間と位置づけ、システム関連投資や新規ビジネス投資、設備投資を増加するなどして、2023年度の売上高890憶円、営業利益120億円を目標としております。
 また、2021年度より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を適用いたします。これにより、仕入れ販売等に関する売上高が従来と比べて目減りすることになります。当該基準を適用した本年度の売上高は810憶円、営業利益は106億円をそれぞれ目指してまいります。
 株主の皆さまにおかれましては、今後もご理解とご支援の程、よろしくお願い申し上げます。

2021年6月29日

(第39期年次報告書より)